研修医・学生へのメッセージ
指導医からのメッセージ
二村 明徳昭和医科大学藤が丘病院・藤が丘リハビリテーション病院 脳神経内科 診療課長補佐
私たちは、脳神経内科の幅広い疾患に対応するため、2つの病院に病棟をもち、診療をしています。藤が丘病院の脳神経内科では、入院される患者の7割が緊急入院です。脳卒中をはじめ、突然発症する疾患の診察・診断・治療の流れを学ぶことができます。一方で、藤が丘リハビリテーション病院では、亜急性期から慢性期の患者を対象に、診断のための精査や、薬物調整、リハビリテーションを行っています。特に、大学病院で唯一のリハビリテーション病院として、医療スタッフ全員で患者・家族と向き合い診療を行っています。臨床を大事にされる熱心な先生方と一緒に、神経症候学、生理・画像検査の読みかた、患者さんへの医療面接など、医師にとって最も大切な診療技術を学ぶことができます。一方で、タスクシェアリングを大事に、私たちはプライベートの時間も大切にしています。臨床の経験を、既報告例や最新の知見と見比べて、深めることは、自身の成長だけでなく、未来の後輩医師たちへの羅針盤にもなります。私たちは、先生方が発表の機会を得られるように積極的に後押ししています。脳神経内科に興味がある先生方、ぜひ、私たちの医局で、一緒に成長してみませんか。


若手医師からのメッセージ
野勢 崇博・橋口 幸宜昭和医科大学病院附属東病院脳神経内科助教
脳神経内科はパーキンソン病、ALS、認知症など慢性疾患の印象が強いかもしれませんが、実際には脳卒中、てんかん、脳炎・髄膜炎、ギランバレー症候群などの救急疾患もたくさんあります。私は、もともと急性期の診療にも携わりたいと考えており、急性期から慢性期まで専門性をもって幅広く診れる脳神経内科を専攻することにしました。また、検査設備があまり充実していない施設で診療していても、身体診察だけでおおよその診断のあたりをつけられるところが面白いと思い、脳神経内科を選びました。
昭和大学の脳神経内科は症例のバランスが良く、ちょうど良い忙しさなので、非常に働きやすい環境です。また、スタッフは全員びっくりするほど優しいので、私は外部から入局してまだ慣れていない状況にもかかわらず、とても生き生きと研修できています。
絶対に後悔しないと思うので、少しでも脳神経内科に興味がある研修医の先生がいれば、是非見学に来ていただけると嬉しいです!


若手医師からのメッセージ
神田 茜昭和医科大学横浜市北部病院専攻医
昭和医科大学横浜市北部病院には研修医1年目の右も左もわからない状態の時から、専攻医1年目までの合計3年間お世話になり、様々なことをご教授いただきました。尊敬できる指導医たちとの出会いで脳神経内科に入局し、日々多くのことを学びながら診療にあたることができております。
今回はたくさんある北部病院の魅力を、大きく3点に分けてご紹介させていただこうと思います。
昭和医科大学病院は三次救急医療機関であり、815床+隣接した東病院199床を合わせると合計1014床もの病床を保有しているのに対し、北部病院は689床の二次救急拠点病院で、地域に根差した医療を提供しています。大学病院と比較するとこじんまりとしているせいか、すぐに医師以外の医療スタッフの顔も覚えることができ、また優しいスタッフばかりでとても働きやすい環境でした。
中でも診療科間の垣根の低さは診療をするにあたりとても大きなメリットで、他科への相談がしやすい環境であるおかげで患者さんに安全な医療を提供でき、専門家の意見をすぐに頂戴することができるため私自身も大変勉強になりました。上級医が外来などで手が離せない時などには他科の先生に直接質問をしに行ってもどの先生も快く相談に乗って下さり大変助かりました。学びやすい環境で働かせていただいているありがたさを感じました。
私自身は正直古い病院も嫌いではなく、幽霊も見えたことはないのであまり気にならない方ですが、北部病院は24年前に開設され比較的新しい綺麗なところが魅力だと思います。他院からの見学や研修などで来ている医師も綺麗さにびっくりしていることが多かったです。特に正面玄関を入ると上が吹き抜けの構造になっていて、季節になるとそこに七夕飾りや大きなクリスマスツリーが飾られているのは患者さんや面会の方たちだけでなく医療スタッフの癒しにもなっています。
また、北部病院はセンター南から徒歩6分という立地ですが、センター南の駅自体も比較的新しく駅前の広場や自然豊かな環境がとても魅力的です。
病院で働いているとゆっくり食事の休憩をとることは難しいこともありますが、北部病院には9階に職員も利用可能な食堂があり、景色は抜群です。1階にはナチュラルローソンとタリーズコーヒー、また裏口を出たところにキッチンカーが日替わりで毎日来ていて食には困らないところも大きな魅力です。


若手医師からのメッセージ
須藤 宗昭和医科大学江東豊洲病院専攻医
脳神経内科と聞くと、慢性期疾患を診ているイメージがある方もいるのではないでしょうか。脳神経内科の疾患はパーキンソン病やALSなど慢性期から脳梗塞、髄膜炎、てんかん重積など急性期まで幅広くあります。慢性期疾患も診ていて面白いのですが、私は特に脳梗塞等の急性期神経疾患に深く関わりたく脳神経内科に進みました。私が今働いている昭和医科大学江東豊洲病院の脳神経内科は脳梗塞に特に力を入れており、神経超音波を始め、カテーテルを用いた脳血管撮影・治療も脳神経内科で経験できる貴重な環境です。脳神経外科とも合同カンファレンスを行っており、外科の視点からも多くを学ぶことができます。特に急性期の神経疾患に興味がある方は是非一度見学にいらっしゃって下さい!もちろん脳梗塞以外の疾患も診ていますので、脳神経内科自体に興味があるかた、進路を悩まれてる方もいつでも大歓迎です。お待ちしています!

